ロマンチック街道、ローテンブルク。町を救うため酒をガブ飲みした市長、マイスター・トゥルンクで有名な町(なんかすごい紹介や)。 (マイスタートゥルンクの逸話についてはこちら) 中央広場の時計は、きりのいい時刻になるとハト時計のごとくパカ!と下の扉が開いてマイスター・トゥルンクのお人形が出てくるとか(笑)。 とりあえず最初になんとかせにゃならんのが昼飯。やはりドイツならではのソーセージやジャガイモを食べてみたい。しかし、悠長に店を探している時間がない。早くどこか見つけて入らねば…昼抜きorマックになってしまうではないか!!(そーいやハイデルベルクにもあったな、マック。) そして、とあるレストランの前へ止まった。メニューはドイツ語…うっ、わからん!あきらめかけたそのとき…ふと、横にあった紙に目がいく。 「日本語メニューあります」 ・・・・・日本語かい!!!しかも漢字!? おいおいおい。あわてて損したではないか。 中に入ると、ガイドさんがすでにくつろいでいるではないか。我々も席にすわる。まわりを見るとみんなおいしそうに食っている。ふと隣を見れば。お年をめした夫婦(?)が、向かい合って座るのではなく、隣り合って座っているではないか。面白い。 魔津藻は例のごとく紅茶をたのむ。透明カップ(?)入りの方が安い。ポットの方は豪華で量も多いということなのだろうか。味のほうはまあまあ。お食事のほうは、TRIXはソーセージ(たしか)で、魔津藻は白アスパラとシンケン((笑)ハムのこと)。11ユーロくらい。けっこー高い。あとで母に白アスパラなど缶詰で売っていると言われる。ちょっとショック。 出たらすでに待ち合わせ時刻が迫っている。ナイフを買いたいのに時間がない。面白そうな店がたくさんあるのに…!じっくり見るヒマなし。その日は結局みやげ買わず。 ガイドさんの案内で、街並み全体が見渡せるスポットへ…まだ雪の残る道を歩きつつ、写真を撮る。デジカメでないことをつくづく後悔…。 刃物店の前を通ると黒猫ちゃんを抱いたおじさんが。その黒猫ちゃんのかわいらしいことといったら。猫飼いたいなぁ… 待ち合わせ場所の免税店に行くと、人がいない。皆それぞれバス乗り場に向かった様子。我々(TRIXまで勝手に入ってる…)方向オンチは自信がないのでガイドさんとともに向かうことに。途中で同じツアーの人を発見。道がわかりにくく、彼女たちが違う方向に行きそうになったのをガイドさんが引き止める。 ちょうどこのときはイラク戦争が始まる直前であった。今海外に行く人など学生くらいしかいないのだとガイドさんは言っていた。−まあ、たしかにねえ。 短い短いローテンブルクでの探索は以上で終了。バスに乗り込み、次なる目的地・フュッセンに向かって出発!! |
残雪まぶしい駐車場でバスを降りた一行は城壁をくぐり、ぞろりぞろりと街の中を中央広場に向かって歩いた。昼はとうに過ぎており、腹はぐうぐうだ。せっかく話していただいたマイスター・トゥルンクの逸話も右から左へ(笑)。 途中、マックを発見。どこにでもあるな、マック。看板は景観を害わないようにシックにアレンジされていた。外国にまで来てマックのお世話には決してなるまい、と心に決めたり。何度か日本の大学生の集団とすれ違った。そういえば日本の大学生もどこに行ってもいた気がする(笑)。 待ち合わせ場所を確認した後は自由行動。街の中にもまだ雪が残っている。しかし、そんなことより今はまず、腹を満たさなければ。 というわけで、中央広場近くのレストランに入る。決め手は「日本語メニューあります」だ。中に入ってみるとガイドさんがおいでだ。日本語のメニューを参考に魔津藻はハム定食(違う)、TRIXはソーセージ定食(違う)を頼んだ。 そして運ばれてきた料理をいただく二人。ソーセージは非常にぷりぷりで美味。しかもずいぶんビッグサイズ。アスパラもなかなかやわらかでおいしく。これもやはりずいぶん巨大。さすが本場だ。 その後、魔津藻とTRIXは町の中を散策。土産物をみつくろうもいいものが見つからず両名とも何も購入せず。ちなみに、辺りの店には人形とかナイフとか琥珀とかいろいろあった。 ガイドさんが案内してくれた見晴らしの良い場所で何枚か記念撮影。背景にした赤い屋根の家々が素敵。屋根の合間からところどころ尖塔が飛び出している。日当たりの良いこの場所でも芝生の上には点々と雪が残っている。 ひとしきりうろうろした後、待ち合わせ場所の免税店へ。しかし人がおらず。今回の旅では似たようなことが何回かありましたなあ。免税店も一通り見たけれど、やはり何も購入せず。 実をいうと1階にあったくるみ割り人形に心ひかれたのだけれど、20ユーロ、30ユーロの値札を前に財布のひもを締めてしまった。(日本での値段を見るとあの時買ってしまえばよかったと・・・くるみ割り人形、昔童話で読んで以来好きなんだよう(涙))貧乏性の悲しい性がめいっぱい発揮されています。今度海外行って心ひかれるものがあったら絶対買うぞ!! 待ち合わせの時間が来て、方向音痴の我々は(ええ、TRIXもですとも)ガイドさんとともに石畳踏み踏み駐車場へ。とてもじゃないけど、2人で駐車場へ戻るのは困難でありますからな。 そんなこんなでローテンブルクでの滞在時間は終了。またまたバスに乗り込み、次に向かうはフュッセンだ!! |