小学館

『うる星やつら』 高橋留美子著 全34巻

スペースインベーダー押しかけ女房コメディ

侵略してきた宇宙人となぜか(コンピュータ抽選?で)地球の命運をかけて鬼ごっこをすることになった諸星あたる。鬼のような宇宙人にその旨告げられ青息吐息のあたるの前に勝負の相手として現れたのは、空を飛べる美少女インベーダー、ラムであった。さて地球の運命やいかに!!
・・・という話はさくっと終わって(笑)、全34巻、ほとんどこの2人と、2人を取り巻く著しく個性的な仲間達が織り成すどたばたコメディです。妖怪変化やら宇宙人やらが普通にどやどやと出てきます。微生物は巨大化し、深窓の令嬢は甲冑をつけて疾走します。この何でもありな世界観がたまらなく好きなのです。あと、昭和の空気が。やはりお薦めです。

『機動警察パトレイバー』 ゆうきまさみ著 全11巻(文庫版)

ロボットポリスドラマ

主人公は元気いっぱいの婦警、泉野明。今日も特車二課第二小隊の面々が市井の平和のために頑張ります。
泉野明をはじめ登場人物が魅力的で、いいかんじですよ。読後感も爽やか。明るくて頑張りやさんな主人公の性格が影響していると思われます。舞台は世紀末で、(連載当時としては)近未来物として描かれています。近未来物なのに、なんだか懐かしい感じがします。お薦めですね。
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